「妹さえいればいい。」原作小説にも登場し、アニメでも描かれる予定のオリジナルボードゲーム「ラノベ作家の人生」を大気圏内ゲームズ協力の下鋭意制作中です!

第2回進捗報告「ラノベ作家の人生」試作版 テストプレイの実施!

今回は、前回の予告通り大気圏内ゲームズさんが作成したテストプレイができる試作版にトライしました!
なんとテストプレイには、原作者の平坂読先生にもご参加いただきました。
まだまだルールも組み立て中の試作版、テストプレイすることでさまざまな課題も見えてきました!

*今回お伝えするものは全て試作段階のもののルールで、本番時には大きく変更される可能性がございます。ご了承ください。

【ラノベ作家の人生、試作版ルールでテストプレイ!】

今回はテストプレイということで、大気圏内ゲームズさんに試作版をお持ちいただきました!詳細なルールなど、出来上がってきたのでしょうか?

シマムラさん)
はい、いろいろ考えてどうにか試作版を本日お持ちしました。ここまで何度も作り変えて遊んでみたのですが、すごくカンタンなゲームになっちゃって。
今回は思い切って、ややこしく、なおかつ面白いルールに変えてみています。

おお!やはり前回からも組み立てて、壊してを何度も繰り返したんでしょうか?

シマムラさん)
そうですね、あれから何度か作り直して、ようやく手応えのあるものができた!と思って2人でテストプレイしてみたら……
ドウゲンさん)
プレイしてみたら驚くほどつまらなかったんです(笑)
シマムラさん)
いやー渾身の力作だと思ってたんだけど……自分でも本当にガッカリしました。

プレイしてみてそんなに違った……みたいなこともあるんですね……

シマムラさん)
あるんです……自信あったんだけど、あれ〜おかしいなぁ……みたいな……

今回はそれを乗り越えてたようやくたどり着いた試作版というわけですね……
それでは、早速遊ばせていただきましょう!今回は「妹さえいればいい。」原作者であり、「ラノベ作家の人生」発案者でもある平坂先生にも参加いただきます!よろしくお願いいたします。

平坂先生)
はい、ここまでアイデアは共有して進めさせていただきましたが、ついにテストプレイということで期待してきました。よろしくお願いいたします。

【 テストプレイ時のルールをご紹介します。 】

それではプレイ開始ですね。まずはどうすればいいでしょう?

ドウゲンさん)
まずはジャンケンというゲームでスタート位置を決めます。
ジャンケンというのはまず

それはわかります(笑)

ドウゲンさん)
では、ジャンケンでプレイ順を決めましょう(笑)
ジャンケンで勝った順に、まずは、所属レーベルを決めていきます。

所属レーベル?

シマムラさん)
「イナズマ文庫」「GF文庫」「ANMブックス」、あとはオンラインのレーベルである「ライトノベルを書こう」などなど……。
選んだレーベルによってプレイ中の選択肢が変わってきます。

な、なるほどー。



※写真内のゲームは開発中のものです。

刺激的なレーベル名が並びます。

シマムラさん)
各プレイヤーには、「人気度」「幸福ポイント」「健康度」の3つのポイントと、所持金といったさまざまなステータスを持っています。
最終的には、終了時に「幸福ポイント」が高かった人が勝者となります。

お金があっても、人気があっても、幸福じゃなきゃだめってことですね。

シマムラさん)
そういうことです。でも終了時に、一番所持金が少ない人は、無条件で失格となります。

や、やっぱりお金がなきゃ不幸ってこと?

シマムラさん)
まぁ、そうですよね(笑)

き、厳しい……。

【 2つのボードを使ってゲームを進めます 】

シマムラさん)
プレイには、サイコロを2つ使います。2つのサイコロの、出た目の好きな方を自分が、残った方の目を他のプレイヤーが使います。

1ターンにつきサイコロが2つ振られて、全員がアクションするわけですね。

シマムラさん)
そういうことです。ゲームは、レーベルを選んだときに配布した「作家ボード」と、全員が共通する「人生ボード」の2つを使います。
作家ボードで発生するアクションはレーベルごとに違います。


※写真内のゲームは開発中のものです。

共通で使う「人生ボード」と、手元の所属レーベルごとの「作家ボード」を使います。



※写真内のゲームは開発中のものです。

作家ボード」は所属レーベルそれぞれ特徴が違います。

所属レーベルごとにかなり違いがありますね。

シマムラさん)
はい、それぞれに特徴を持たせています。ゲームを進めているとレーベルの移籍チャンスもあるので、そこで思い切ってレーベルを移籍しちゃうのもポイントです。

その他特徴的なことはありますか?

シマムラさん)
ラノベ作家にとって重要な「出会い」というマスが人生ボードに用意されています。その出会いによってさまざまな影響が生まれてきます。

出会う対象がいろいろある?

シマムラさん)
そうです、編集者彼女など、具体的にはこんな感じ。


※写真内のゲームは開発中のものです。

出会うさまざまなキャラクターたちのイメージ。

かわいい……!でも、カードのデザインはこのままだと難しいかもしれませんね……。

【テストプレイを経て……】

1時間超、白熱したテストプレイを行った結果は……平坂先生が人気絶頂、でも破産して脱落……という結果に。……人気は着実に上がっていったものの、ルール上ビリとなってしまいました。



※写真内のゲームは開発中のものです。

試作版では、ゲーム終了時の所持金も大事な要素になっていました。

平坂先生、今回の試作版はいかがだったでしょうか?

平坂先生)
原作のクソゲーを、コンセプトはそのままにおみごとに昇華していただきました。ダイスを2つ振ることで、自分だけじゃなくて他の人の行動を決めることになるので、全員が退屈せずに楽しめるようになっているのが面白かったです。

直したいところはありましたか?

平坂先生)
お金をもらえる金額の振り幅とランダム要素が大きいですね。ちょっと理不尽な感じを受けました(笑)もう少しお金のもらえる額の振り幅は小さくてもいいんじゃないでしょうか。

大気圏内ゲームズさんどうでしょう?

シマムラさん)
確かにそうですね……ちょっとお金がもらえるチャンスと額については、詰めていきますね。
平坂先生)
ありがとうございます。あとは、健康ポイントがあまりゲームに影響を与えてないような……
シマムラさん)
そちらもプレイしてみると、確かにその通りですね……健康ポイントに関しても必要かどうかも含めて、考えてみます。
平坂先生)
もうひとつ、レーベルごとのアクションに関して、オンラインレーベルは移籍のチャンスが他より多い、など、レーベルごとに違いを出すとリアルなラノベ作家の人生に近づけられると思います。
シマムラさん)
わかりました!そのあたりも含めて、全体ルールを見直します!

考え込む大気圏内ゲームズのお三方

というわけで、ここからのアップデートにも期待しましょう!



※写真内のゲームは開発中のものです。

まだまだ試作段階ですが、白熱したゲームを楽しむことができました。

最後に、ツクダヒナミさんのパッケージのデザイン案をこっそりお見せします。

ただいま制作を進めているパッケージの草案デザインです。

次回は、ゲームマーケットへの出展準備に向けた大詰めです!
その準備の様子も含めた進捗をお届けする予定です。